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和の意匠用語 「ひとこと解説」集
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和の意匠用語 「ひとこと解説」集
- 襖紙の加工事業者は、日ごろ「和の意匠」について、数多くの専門的な用語を使用しています。
下記の用語は、今回ご提案する「和の意匠製品」の説明に使用されているものです。
意匠製品をご理解いただくためにご参照いただければ幸いです。
- いといりわし〈糸入り和紙〉
- 和紙を漉くときに繊維を漉き込んで、繊維が入った和紙を作ります。
なお襖紙によく使われる織物紙は、粗い織の布に和紙を裏打ちすることによって作られます。
どちらも、繊維が入ることにより独特の風合が生まれ、紙だけのときよりも丈夫になるのが特徴です。
- えっちんぐかこう(エッチング加工)
- サンドブラスト工法ともいいます。ガラス面に型紙などで保護部分を作り、それ以外の部分に砂などの研磨剤をエアーで吹き付ける事で凹凸の表情を作り出す加工です。
- えんがかんばん〈演画看板〉
- 劇場の前に掲げられる看板には、出演する役者の似顔絵が描かれます。役者の似顔絵などが描かれる看板を演画看板といい、いまでは映画や演劇が大衆娯楽であった昭和の風情を感じさせる表現技法となっています。
- かきえ〈描き絵〉
- 一点一点、手づくりで描く方法です。 墨や岩絵具、胡粉など、伝統的な材料を用いることも多く、花鳥画、やまと絵の技法も広くとりいれられています。
- かしょくし〈加飾紙〉
- 装飾を加えるの意味。加飾和紙は、漉かれた和紙の上に、装飾を加えた和紙の総称です。
- きらびき〈雲母引き〉
- キラ引きとは、鉱物の雲母を粉にして、顔料として(或は顔料に混ぜて)、塗ることです。
雲母粉は透明感のある光沢をもち、独特の装飾色料として愛用されてきました。
- きりはく〈切箔〉
- 金箔や銀箔など、金属を薄く薄く延ばして、紙よりも薄い常態にします。金属は薄くても見た目の存在感は失われず、この薄い箔を紙や木の表面に貼ることにより、存在感のある装飾を実現します。なお切箔とは、この箔を装飾用に切って作っる素材です。
- きんぎんすなこ〈金銀砂子〉
- "金箔や銀箔を細かくして、また粉状にして、紙などの上に撒いて意匠をつけます。
あでやかな金、酸化によって落ち着きの出る銀。それぞれの高貴な素材が、独特の意匠を生み出します。"
- きんし・ぎんし(金糸・銀糸)
- 紙の表面に金色に加工した糸織物を漉きこんだものが金糸、銀色のものが銀糸。光り輝くあでやかな紙素材です。
- きんぱく(金箔)
- 金属のGoldを使って箔にしたもの。なお純金から作られたもから、純度の下がった・・合成金属の箔などがあり、それぞれ色合いに独特の風合が生まれます。
- ぎんぱく(銀箔)
- 金属のSiverを使って箔にしたもの。なお純銀から作られたもから、純度の下がった・・合成金属の箔などがあり、それぞれ色合いに独特の風合が生まれます。銀箔は、時がたつと参加して黒ずみ、独特の落ち着きのある装飾素材として好まれています。
- くしびき〈櫛引〉
- 穂先を竹などで作った硬い刷毛を使って帯状の線を引く技法。微妙な変化が手づくりの味わいを出すとともに、熟練の技が感じられます。地の紙の風合と櫛目のバランス、そして地紙と色料の調和。職人の腕の確かさが顕れて、和の表現としてたいへん好まれる手法です。
- さいし〈彩紙)
- 色をつけた紙のこと。
- しきりょう〈色料〉
- 染料や顔料のこと。いわゆる絵の具です。
- しんわはく〈親和箔)
- 箔はごく薄く延ばした金属。親和とは銀箔の表面にニスコートをした箔で本金の代用箔として使われるほか 赤や青などのニスコートをすることで、カラフルな箔になります。
- すなご〈砂子〉
- 金属の箔をごく細かくして紙などの表面に撒いてつける意匠。
- すなごぎほう(砂子技法)
- 砂子で加飾すること。なお、切箔などを使う場合も、一般に砂子技法といっています。
- そめわし〈染和紙〉
- 和紙には手漉き、機械漉きなど様々な製法がありますが、和紙の繊維を染めて漉いたものが染和紙です。
- ちどりがた〈千鳥型)
- 千鳥を抽象的に模って作られた文様。江戸小紋として愛されてきました。
- でいびき〈泥引き〉
- "金や銀の微粉末を膠(にかわ)で溶いたもの(金泥・銀泥)を刷毛でひいたもの。
- 砂子をさらに細かくした金泥や銀泥を膠水(にかわみず)で溶き、襖紙や屏風用の和紙に刷毛で引いていく技法です。 グラデーションの効果が得られ、独特の光沢でやわらかい仕上がりになります。"
- てぞめわし〈手染め和紙)
- 手漉き和紙で、好きの段階で色付けをしたもの。和紙はその多くが機械で漉かれるようになりましたが、高級品には手づくりで漉かれるものもあります。こうした手漉き和紙のうち、漉きの段階で、つくり手好みの色づけがされたものです。
- てんびょう〈点描〉
- 描き絵の技法の一つです。 小さい点で表現する事で、繊細なイメージや、集積して濃淡をつけたりします。
- にがおえかきおこし〈似顔絵描き起こし)
- 演画看板を長年描いてきた技術で、お客様から依頼された似顔絵を、注文制作いたします。
- はく〈箔〉
- 金属をごく薄く延ばしたもの。風に飛ぶほどの薄さ。
- はなからくさ〈華唐草〉
- 曲線が蔦状に繋がってゆく模様形状を唐草文様といい、これに牡丹や菊などの花文と組み合わせて文様化されたものです。
- ぴーすかこう(ピース加工)
- エアブラシまたはピースガンと言われる塗装機材で染色したもの。グラデーションに色彩をぼかしたりします。クルマの塗装にも使われています。特に金・銀・雲母(パール)の手加工細工に用います。
- ひょうそう〈表装〉
- 紙や木の表面に、紙などを貼り合わせて、面を飾る手法。
- びょうぶ〈屏風〉
- 一面一面が繋がり、折りたたみできる実用的な調度品です。 防風,防寒に使用するもの・結婚式場などの儀式の際使われるもの・茶道の際使用する風炉先(ふろさき)屏風などがあります。
- ほんきん〈本金〉
- まじりけのない金(純金:Goldの純度の高いもの)。主に箔の呼び名で使われます。 通常本金箔というと金の含有率98〜94%の箔をいいます。
- もみかこう(もみ加工)
- 紙をもんで、皺をつけることにより、風合を出す技法。
- ゆーびーいんく(UVインク)
- 紫外線を当てることで速乾性の生まれるインク。UV光(紫外線)を照射することにより重合反応を起こして硬化、定着します。樹脂や特殊素材などにも印刷が可能です。